「でも、奏太さん、ここわかるのかな」 どうか、わかりませんように…。 「わかるんじゃない? だってあなた、さっきメモしてたでしょ」 あ。 ――待ってください。 メモするんで。 そういえばっ、 メモ用紙おいてきちゃった! どうしよ〰〰〰。 しかも、玄関にっ!