【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ参






「いい度胸じゃねぇか」



「俺のが強いって、


 今ここで証明してやるさ!」



 龍太さんが奏太さんの胸座を掴んだ。




「離せっ」




 奏太さんが喚く。



 龍太さんが奏太さんの胸座をねじ上げて



 奏太さんのシャツの前が肌蹴た。





「この野郎っ」




 奏太さんが龍太さんの背中を叩く。





「ぐあっ!


 やったな、このバカやろ…っ!」