【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ参






「私の家、わかるでしょうね?」




「あ、いえ…わかりません」





 私の言葉に




 電話口で百合さん、ため息。






「一度しか言わないからね?」





 前置きして



 百合さんが住所を言った。









 そこは一人暮らしにはぴったりなマンションだった。



「あ、来たわね」




 百合さんが玄関に立っていた。