あなたのいない未来







直樹は困った顔をして続けた。



「俺はお前に幸せになってほしかったんや。だから別れを告げた。」





「直と別れたら幸せなんかなられへん。」







「はぁ...んじゃぁお前はどーしたいんや?」








直樹はベットから起き上がって白の正面に座りなおした。