私の恋~編集中~






今日も応援練習がある


四時間目終了のチャイムが
始まりの合図。



チャイムと同時に応援団の声が
廊下に響く



私は友達と体育館に走った。






昨日と同じ様に整列して


声だしする。



十人くらいの応援団の先輩が


怖い表情で各列をまわる。



応援団の先輩が横を通る時は


ひたすら大きな声を出す。



そうしないと…


チラッと隣の男の子に目をやる


隣の男の子が思いっきり
応援団の先輩に怒鳴られていた。



こんな事にはなりたくない


だから必死に声を出した。



そうしたら
スッと手を下げて


「座っていいよ」


の合図をもらえた。


やった!と思い座ろうとしたとき


また、香水の香りがした



昨日とおんなじ。



気になってその応援団の先輩を見た。



背が大きめで


襟足が長い。



…怖そう



…でも、ちょっと


かっこいいかも。


そんなことを思いながら



今日の応援練習は終わった。