ドキドキと速まる心臓 先輩を見つけた瞬間 チャンスだ!って思った 周りにいたひとなんて 関係無かった 最早、私の視界には 入ってなかった 先輩の事しか考えられなくなっていた それを察した葵が 私の背中を押してくれた 葵は、中学校の時も 私の背中を押してくれた人 でも中学の時は ダメだった 行動にうつすことができなかった だから、今回は! そう思って 校門を出た先輩を ちょうど一人で歩いていた先輩を 追いかけた。