かっこいい そう思ってしまったら、 自覚してしまったら その想いは止まらなかった。 気が付けば 校舎の中でも あの先輩を無意識に探していた こっちの存在なんて わかってもらえて無いのに 気づいてほしかった こっちを見てほしかった 応援練習のことが あの応援団の先輩のことが 寝る前も頭に浮かんできた 自分でも こんなにあの先輩を 意識してたなんて 考えていたなんて びっくりした。 明日の応援練習の時間に 早くなれ そんなことを思いながら 私はベッドに入り 目を閉じた。