まだ寒い2月の頃…

とつぜん 遼紀からの連絡が途絶えた…

手紙も返ってこない…


いつもは遼紀からかかってくる電話もない…


私は心配になって、電話することにした

「もしもし、高松です。
遼紀くんいますか⁇」

「あ。梨花ちゃんね、遼紀から話を聞いてるわ えっと、遼紀は…」

「なにかあったんですか⁇」

私はおそるおそる聞いてみた…

「落ち着いて聞いてね 遼紀は…」