「そうなのかもね…」 あたしは夜空を見上げてなぜか分からないけどあふれてくる涙を堪えた。 陸ちゃんに泣いてるって思われるのがいやで、無理にでも笑った。 『さっきのはさ…』 陸ちゃんが気を遣うように言った。 『別に愛海って子が好きなんじゃなくて…』 ばかだなあ。 あたしのこと傷つけないように言ってくれてる… でも… カバーになってないよ… 別に大丈夫だよ って言いたいけど、今言ったらきっと 涙声になってしまう気がする。