「は~い。」 まだかまだかと待ち構えていたあたしは勢いよく飛び出した。 目の前にはいつもとは違う陸ちゃん。 『お、……やっほ!』 髪は元の茶色とピンクのメッシュに戻していた。 じんべいに綺麗に整えている今風の髪。 もう「ちゃん」なんてつけて呼べないくらい かっこよくて、大人っぽかった。 でも…でも… どうみても不良少年にしか見えないよ…… 『柚子~?』 「あ…うん!!」 返事をするのを忘れていた。