「「いらっしゃいませぇ」」
店内に響き渡る店員さんの声。
「幸樹!!お待たせ!!遅くなっちゃってごめんなさい…」
今の俺はきっと優しくしてやれない。
「あぁ。行くぞ」
夏音の腕を掴んで外に出る。
「えっ!?幸樹……待たせすぎちゃったかな……ごめん……」
無性に我慢できない。
人気のない路地裏に夏音を連れて行き 壁に手を付き 夏音と向かい合わせになるようにした。
「……幸樹………」
目を潤ませながら俺を見上げる。
可愛すぎる。
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