「これ……おいひ~~~!…ゆめなたんも飲んれみなよ~」


すごく甘くておいしい味がする。
ストロベリーかなぁ??



「ん?夏音??……………もしかして……それアルコール入ってた!?!?」


「ん~わっかんらいけど~顔が熱くなってきらお~」


「呂律回ってないし……。店員さん間違えたのかしら…。」


なんだかゆめなたんが困った顔をしてるぞ。


その時



「おい。夏音帰るぞ」


かばんを2つ持った幸樹が私の腕を掴んで言う。


「え~~!??なんれ!!?まだ帰りたくな~い!!」


「本宮くん。夏音をよろしく!」


「わかった。じゃあまたな」


そうゆめなたんに告げた幸樹は無理矢理私の腕を引っ張ってカラオケを出た。