「あー、もうチャイム鳴っちゃった 戻ろっか、壮樹」 「うん… …那奈、ほんとに1人で大丈夫?」 そう言った壮樹の顔は 彼女を心配する彼氏というより 娘を心配する父親みたいで… 「そんな嫁に娘を送り出すような顔しないでよ! せっかくの美人が台無し!」 そして私もそれを笑い飛ばせるくらいには 今、すごく気分がすっきりしている 「ほらまた女扱いする…」 壮樹も私の様子を見て今度こそ安心したのか 少し困ったような顔をしながらぽんぽんと私の頭を叩いた