次の日。
先輩の家は
○○書店の近くということで、
そこで待ち合わせ。
ちょっと立ち読みしてたら
とんとん、と肩を叩かれた。
「あ、先輩!」
振り向くと
大島先輩が立っていて
初めて見る私服姿も素敵。
ぽぉっと見惚れていると
「どうかした?」
先輩が顔を近づけて
聞いてきた。
「なんでもありませんっ」
わたしは慌てて言って
手に持っていた本を棚に戻すと、
さぁ行きましょ、と書店を出た。
「…それで
先輩の家はどっちですか?」
「こっちだよ」
先輩がそう言って
わたしの手を引いて歩きだした。
わわ…
手、繋いでる…
あたふたするわたしに
お構い無く歩く先輩に
わたしは小走りで着いていった。

