ゆらゆらキーホルダーgirl


屋上について
やっと俊太は
腕を離してくれたけど
無言のまま。



「なんで大島先輩のこと
殴ったりなんか…」



「たいした理由なんてねぇよ…
ムカついただけ。

あぁ…デートなんて行くのやめとけ」

俊太はぶっきらぼうに
そう言った。


「どうして?」


「つべこべ言わずに行くな。
てか、もうあんな奴に関わるな」

俊太は感情の
読めない声で言った。



「どうして意地悪言うの?

わたし大島先輩のこと…
好きなんだよ?

応援してくれないの?」

わたしは俊太の腕に
しがみついた。