放課後…ななside…


目を覚ましたら俊太がいた。


俊太は、なんだか
悲しい目をしていて。


絶対何かあったみたい。


「なんでもねぇって」

そういう俊太の背中が
泣いてるように見えたから。


「しゅんたぁー」

明るく言って
俊太の背中に抱きついた。

わたしが落ち込んだ時
いつも俊太が抱きしめてくれたら
元気が出るから。