カラオケ店を訪れる 俺と詩織。 偶然にも?拓也のバイト先である。 通された部屋は 意外にきれいなのだ。 あのやろーのバイト先にしては。 早々に飲み物を注文。 きっと、いや絶対 持ってくるのは拓也だ。 だって元カノそっくり(てか本人)な 詩織と呼ばれる女。 気にならないわけがない! 「先輩、今のオーダー 俺が持っていきますよ」 拓也はそう言って無理やり 先輩からグラスを奪うのだ。 一方、俺は十八番の演歌を熱唱。 つまらなそうな詩織に俺はむかつく。