ゆらゆらキーホルダーgirl


たろうくんに毎朝あいさつ。

小学生のわたし達に思いついたことは
たったそれだけだった。

でも、一年後、わたしは
たろうくんに告白された。

そして

「わたし、たろうくんに
興味ないから……」

そう言ってバッサリと
ふることができた。

あの時はほんとに嬉しかったなぁ。

地味だったわたしは
俊太のおかげで少し変われた。