こんな気持ち…ななside…

「ん…?」

あれ?ここはどこ?

がばっと体を起こすと、
俊太の部屋。

なんでわたし、
俊太のベッドで寝てるんだっけ。


当の俊太は、ソファーで
窮屈そうに寝ている。



確か

わたしは
二人分の親子丼を作って
俊太と一緒に食べて。



泣き疲れたわたしは

「帰るの面倒くさいーっ。
ね、今日
泊まっていい?」

明日日曜だし、

と図々しくも
泊まらせてもらうことに
したんだった。