・・・

家についてからに孝明は、

まるで主夫?にでもなったかのように、

家の事を次々にしていく・・・

・・・

「い、いいよ、そんなことまで」

「ちょっと動かすだけで痛いくせに」

「・・・」


…図星。

何もしてなくても、

傷口が痛む・・・

痛み止めも、気休め程度にしか効かない。

・・・

流石はお医者様。

なんでもお見通しみたい。

・・・

黙ってしまった私に、

笑いながら頭を撫で、

また家事をこなしていく。

・・・

料理も、お手の物。

・・・

すべてにおいて、

孝明に負けるかも・・・

なんて思ってしまった。