あなたの体温で癒して・・

・・・

入れてもらったお茶を飲みながら、

のんびりと待っていると、

・・・

ずっと気になっていたことが、

なんとなくわかった気がした。

・・・

この部屋は、

美晴の香りで一杯だ。

・・・

ここでこうしているだけで、

美晴に抱きしめてもらってる

そんな錯覚にとらわれる・・・

・・・

とても幸せな空間だった。

・・・

しばらくして、

エプロン姿の美晴が、

料理を持ってやってきた。


・・・

エプロンがよく似合うな。

なんて、

見惚れていたら・・・


「そんなに見ないでください。

恥ずかしいから・・・」