「わがままかもしれないけど、

少しでも、克服したい・・・

孝明が気にせず、いつでも抱けるように」



「オレの事は気にするな」



「ううん。

孝明だけじゃない。

私も、大好きな孝明に・・・

もっとたくさん抱いてほしい・・

もっともっと、

孝明を感じていたい・・・」



私の言葉にため息をついた。

・・・

これって、

ただのわがままなのかな・・・



「・・・わかった」


「え?」


「一晩中抱いてやる。

美晴が怖いって感じないくらい。

快楽に溺れさせる」


そう言って私にキスを落とした。

・・・