・・・

たくさんの愛に包まれて、

私は前に進める。

・・・

私の愛で、

孝明も癒されるなら・・・

・・・

私のすべてで、

あなたを癒してあげたい。

・・・

その日の夜。

・・・

私は自分から、

孝明にキスをした。

「無理しなくていいんだぞ?」

そう言って私を抱きしめた孝明。

・・・

「…ダメかな」

・・・

「オレは嬉しいけど・・・

美晴が無理をするのは嬉しくない」


「無理じゃないよ?

・・・

孝明の体温で癒されたい」

そう言うと、

孝明は反対に私をベッドに

反転させた。