・・・

泣きながら抵抗する美晴。

・・・

それでもオレは、

この子を、オレのモノにしたい。

・・・

そう思ってしまうほど、

好きすぎて、

理性は崩壊していた。

・・・

「美晴・・・

愛してる・・・

オレのモノになれ」


そう呟いたオレは、

美晴の唇に、

キスを落とす。

・・・

「美晴に触れるな!」

そう叫んだ男の声は、

オレがよく知ってる男の声。

・・・

そう。

迫田 孝明・・・

オレの友人にして、

憎き、恋敵・・・