「改めて・・

これからよろしくお願いします」


「え、あ、こちらこそ、

お願いします」


二人で頭を下げた状態で、

二人とも吹き出した。

「他人行儀な」

「え?!孝明から言い出したんでしょう?」

目を見開いていったら、

孝明がクスクスと笑った。


「そんなにむきにならなくても」

「だって」

・・・

こうして、

新たな生活がスタートした。

・・・

大好きな孝明と、

ずっと一緒にいられる幸せを噛みしめながら、

・・・

本当に、

毎日がバラ色

と言う言葉が、

今の私にピッタリかもしれない。