「ごめん!でも俺だってエッチな本くらい、読むよ!」
「でーも、ヒッ、私は、ヒロに・・ヒッ、他の女の人の体なんて、見てほしくないもん!」
すると、ヒロの手が私の体を包みこんできた。
「ごめん。俺はまお一筋だよ。」
ヒロにそんな優しくされたら、もう何も言えないじゃないか。
「もー!許すぅー!」
そう言って私がヒロの頬に両手をあてると、ヒロも同じことをして、優しくヒロの唇と私の唇が重なった。
そのままヒロは私のことを押し倒した。
首筋をヒロの舌が撫でる。
私はそれだけで、嬉しすぎて
涙が溢れた。
その日、私とヒロは初めて
繋がった。