そのまま4人で帰ることなった。
もちろん、陵にち~がべったりで、私と茶髪の人はしかたなく後ろについて行った。
「昨日はゴメン。本当にゴメン。俺、気づいたらあんなこと・・・」
「いいよもう。でも1つだけ聞いて良い?」
「どうぞどうぞ。」
「あなたは、私のことが好きなの?」
「ハハハハハハハハハ」
「ちょっ、笑わないでよ。」
「ゴメンゴメン。だぁって、急にそんなこと言うんだもん」
「もー( `・ω・´)」
「ごめんー。」
そう言った後、茶髪の人は真剣な表情で言った。
「俺、“おまえのことが好きだ”」
「ウン。知ってる。あの、もう一つ聞いて良い?」
「なに?」
「何で私なの?あの時に初めてあったんだよね」
「君、この学校の入学式の登校の時、道聞かれたでしょ」
「そういえば・・・聞かれたような、聞かれてないような」
「それ、俺なんだ。で、その時まんまと一目惚れ。」
「私に?」
「そう、君に」

