私は次の日、教室にいた茶髪の男の人に手紙を渡してもらうことになったことと、
キスされたことをち~に話した。
「えーーーーーーーーーーキスっ」
「しーっ、声がでかいっ」
「それって、“告白”じゃね?だって、キスされたんでしょっ」
「キスしたら“告白”なの?」
「そーじゃないけど、でも、“良かった”っていったんでしょ」
「そーだけど・・・・・」
プルルルルル
「ち~ケータイ鳴ってるよ。」
「あっ、陵さんからだっ」
ち~が嬉しそうに電話にでる。
「は~い、もしもし?かけてくれたんだ~知佳うれし~・・・え?わかった。
は~い、放課後ね?は~い、バイば~い。」
電話をきって、甘~い声で話し出した。
「まお~お願いがあるんだけど~放課後誘われちゃったから~ついてきて~
おねが~い」
「は~い。絶対そーなると思った」
私はあっさりおーけーをして、陵の教室へ向かった。

