「ひゃあッ…!?」
突然の俺の行動に、かわいい悲鳴をあげる裕也。
その声と、引き寄せた時に漂ってきた裕也のいい香り、それに、細くて柔らかな裕也の抱き心地に、俺は思った。
…確かに裕也なら、男に惚れられても、少しもおかしくないな…。
そんなことを考えながら、司と小町屋の顔を自慢げに見上げる。
そんな場面を見せつけられ、激しく動揺する、司と小町屋。
「ちょっ…あんた達って……そういう……関係…っ!?」
「ぅ、うそだろ……? 七夜……」
…2人共同じく動揺しているが、その様相は全く違った。
小町屋のほうは、純粋に驚いている感じ。
しかしもう一方の司の方はと言えば、驚くというより、ショックを受けている感じだ。
それを見て俺は…
【選択】
A:さすがに可哀想になって、ネタばらしをすることにした。
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B:もう少しで司の自白がとれると思って、さらに調子にのった。
→【25】
C:裕也のいい香りに思わずムラムラきてしまい、冗談という建て前を利用して、裕也をシートに押し倒した。
→【31】

