「それにしても星空の下でデートとかさ、ユウなかなかロマンチストだよね」 楽しそうに笑いながら、からかうように野々宮が言う。 「うるせーな。そんなんじゃねってば。 お前こそ彼女連れて来てんじゃん」 裕の方もからかう強さで野々宮を小突く。 自分がからかったときとは打って変わって、照れたように笑いながら少し下を向く野々宮。 なんか……可愛い。 そう思ってから初対面だし男の人なので失礼だということに気がついて緩む頬を押さえた。