ブルームーン



「竹沢くん!! 今の!? 今の流星!?」

思わず隣にいた裕の肩を叩いた。

その間もぽつぽつと星が降り注ぐ。

流星を見たのなんて、生まれて初めてだ。
本当に存在したんだ、レベルの認識だった。

しばらくそのまま何も言葉がでないまま、星の雨をじっと見ていた。


ひとしきり星を眺めて、そろそろ流れてくる星の数も減ってきた頃、ようやく言葉を発することができた。


「すごい……、綺麗」

どの言葉を使うのが正解なのか分からなかった。
とにかく、綺麗で、すごかった、としか。