ブルームーン



「すごい!! たった一駅しか変わんないのに何で!?」

裕の方に視線を下げる。

……この角度からの竹沢くんって、レアじゃない?

なんて、ちょっと独り占めした気分。

「そりゃ高い建物ないからなー。
見える星はたぶん大して変わんねえけど、遮る物がないって大きいんじゃない?」

「本当感動だよ」

首が痛くなるのも忘れてずっと上を向く。

いつまでも見ていたい。