ブルームーン


乗せてしまってから後悔。

どーすんのよ、こんなことしちゃって。
今さら顔上げても不自然だし……。

自分に突っ込む。

しばらく考えて、

ま、いっか。

という結論に達した。

裕は何も言ってこない。
夜の少しおかしな独特の雰囲気に飲まれたということで。

そこから目的地の丘の所まで、ずっとそのまま自転車の後ろに乗り続けた。