ブルームーン




──風呂上がり、家のベットにごろんと転がって、天井を見上げた。

矢野くんと付き合ったら、きっと楽しい。

それは分かっている。


でも、ただ楽しいから、優しくしてくれるから、なんて理由で付き合うわけにはいかない。


難しい……な。

大きなあくびをしたあと、瞬きのつもりで何気なく目を閉じた。