中学の卒業式、小学は泣いたけれど中学は泣かなかった。そんなにいい思い出ない。逆に最悪な思い出ばかりだ。

この先亜夜は本気の恋なんて出来るのだろうか。。。亜夜の事本気で好きになってくれる人なんか現れない、絶対そうだ。

そんな事を思いながら始まった高校の入学式。真新しい制服を身にまとい椅子に座って入学式をしていた。

中学とは違って高校は新入生とその保護者、職員だけで行われた。

亜夜がこの高校を選んだ理由。それは将太と一緒に行きたかったから、それもある。だけどここの制服が普通に可愛かったから。だから選んだ。

入学式が終わると、それぞれの教室に向かった。

亜夜は1組。だいちは4組。

階がバラバラになっちゃったけど、話に行こうと思えば話に行ける。それに綺羅姫羅軍団もこの高校だったらしい。

んまぁ亜夜は誰ひとりと同じクラスにはなれなかったけど。

担任がクラスに入ってきて、また長々と話を始めた。担任と副担任がいるのかよ。。。めんどくせー、、、

そう思ってると後ろの子に靴を踏まれた。最初はイラっとしたが初対面の人に切れるのもなんだと思って、きれなかった。

話が終わってバス、電車の定期を買う人は別室に行って買ってきなと言われた。亜夜は面倒だったけど、これがなきゃここ来れないwww

だから仕方なく買いに行って、戻ってくるとまた話が始まった。

と思ったら、すぐに終わった。ただ単に明日の用事話しただけだったようだ。なんだ、気にして損した。そんな事を思いながら、教室から出た。

すると目の前にだいちや他のメンバーがいた。ここに来てまでこんな事すんのかよ。。。

そんな事を思ってるとだいちが口を開いた。

「朝、帰りは一緒に行きます。それ以外はクラスが別で一緒にいられないのでそれだけしか出来ませんけど、、、」

ぃゃぃゃ、してくれなくても別に良いんだけど。。。

「そんだけでも十分。さんきゅ。」

そう言うとまた狭い廊下で逆三角になって歩いた。これもぅいい加減やめてもいい様な気がしてきた。。。

そんな事を思いながら昇降口、靴箱に向かった。母親が靴を持って待っててくれた。

「はい。これ。靴ね^^」「あいがと。」

それだけ言うと履き替えるためにみんな自分のクラスの靴箱に向かった。亜夜も履き替えて、シューズを靴箱にしまい、車には乗らずみんなと歩いて帰ることにした。

大体ここら辺の道は知ってるつもり。分からなくなってもだいちらが知ってるし大丈夫。そう思って歩いて帰ろうとした。

「亜夜?車乗らないの?」

「こいつらと歩いて帰る。」

「わかった^^気お付けて帰ってくるんだよ?」

「はいよ。」

それだけ言うと母親は車に乗ってそそくさと帰っていった。

亜夜が帰ろうとするとみんなまた逆三角になって歩いた。もぅいい加減この歩き方嫌なんだけど。。。

「ねぇねぇ。この歩き方もぅやめない?一緒に群がって帰ってくれるだけでも全然嬉しいから。」

そう言うとみんな嫌そうな顔をしたけど、分かってくれたみたい^^

そこからは、毎日行くのも帰るのも逆三角じゃなく、群がって帰るようにすることになった。