「はぁ・・・だっる。」
私の名前は咲坂亜夜。
だるい理由は他でもない。今日は中学校の入学式なのだ。
「入学式行く意味あんの?こんな堅苦しいの着てさ。」
亜夜が行く中学は制服。しかもくっそ重い。
私服に慣れすぎてるせいなのかもしれないけど・・・。
「いいんじゃない?制服可愛いし。今日だけだから我慢しな。」
「はぁ・・・あいよ。」
制服を着終わって中学校へと向かう。
なぜだか知らんがおさげにされた。
「まじきめぇ。この髪ない。外すよ。やだし。」
その頃の亜夜にとっておさげと言うものは最高に真面目の奴が
していくものだと思っていた。
「えー外しちゃうの?もったいない。」
とか母親はブツブツ文句言ってる。
父親は必死に運転してる。そこまで必死になる意味なんだけど・・・
学校についた。”入学式”でかでかと書いてある。
こんなにでかでかと書く意味じゃん・・・大げさ。
中に入っていくと同じ小学から来た子がいっぱいいた。
「亜夜ー!!おはよー!!同じクラスだよ!」
「おはよ。まじか!やったね☆」
こいつはダチの玲那。一緒に悪とかやってる奴。
結構一緒にいる率高い感じだな。
「あ。亜夜だ。おはよ。俺とも同じだぞ。」
げっ!こいつはいつもしつこくひっついてくる奴。
名前は。。。なんだっけ。とりあいずしつこくて名前なんか覚えてない。
「お前と一緒なのかよ。亜夜には玲那だけで十分なんだけど。」
「お前ホントつれねーのな。玲那は俺と一緒どう思う?」
いつもこんな感じ。亜夜がこう言うと玲那に行く。
だから玲那はコイツの事好きなんだって。
クラス確認して教室に3人で向かった。
亜夜はこの時まだ君のことに気づいてなかったんだ。