-???-(リルリル)
「イケしゃま?モグしゃん?」
リルリルがいくら大声で呼んでもイケと@モグからの返事はない。何処かもう少し遠くに落ちたのかもしれない。探しに行きたいとリルリルが思っても足元や自分自身さえ見えない暗闇では動くことで余計に事態を悪化させるおそれがあるのだ。リルリルはそう思うと動こうにも動けない。不安の中暫くそのまま動かずにいることにしたリルリル。
-???-(イケ&@モグ)
「イケ…。」
2人が落ちたところはリルリルの落ちたところとは打って変わって明るめのダンジョンだった。イケにもコレばかりは予想外だったらしく2人はリルリルの位置は確認できたが周りはマップがない。このゲームでは初めてのダンジョンでは自分のいる近くのマップしかでないのだ。そのため助けに行くルートも周りにどんな危険があるかも分からない状態だ。こんな状態はゲーム開始以来イケにとって初めてのことらしく、普段泥棒情報屋メロ以外に見せたことのないような苛ついた顔を見せる。
「仕方ない。探索しながらリルのいる方へ進もうよ?」
そんなイケの様子を見て@モグはなだめるように言い出す。
「…なぁ、ココのランク知ってるか?」
イケは少しだけ落ち着いたらしく冷静さを少し取り戻し言う。が@モグにはイケの言った意味がわからずに首を傾げている。
「SSランク、心の最深部いわば隠しルート。モグ貴様1人ならなんとかリルリルを助けられるかもしれないが僕は完全に荷物だ。忘れたわけじゃないだろ?ここはリアリティーを求めるため死んだらレベル1からのスポーン、そして復活までに7日の期間参加出来ないことになることを…。」
イケの言った言葉に戸惑う。SSランクなど見たこともないし、いくら@モグが強くても、イケはそこまでレベルが高くないため1発食らえば即デットだ。のため守りながらの前進になる。これはかなりの難関で運よくリルリルを見つけるかどうかも分からない。全てはイケの言うとおりかもしれないが、@モグの心に火が灯る。
「……ねぇ、間違ってるよ?俺を誰だと思ってんの?最高ギルドの最強プレイヤー@モグだ。イケもリルリルも死なせはしないよ。」
@モグはクスッと笑っては剣を持ち直し、深呼吸をしては「行くぞ」と言わんばかりに歩き出した。イケもソレにつられて呆れながらも、少し笑っては@モグの後を追いかけていく。
-???-(リルリル)
「てい!!」
いつまで待っても助けが来ないためリルリルは敵を倒しながら前へ進む。探索能力の低いリルリルはマップの見方や@モグやイケの探し方もわからないが取り敢えず進んでいく。
さっきまで真っ暗だったが少し歩いたところで薄暗いダンジョンになった。リルリルはイケほどレベルは低くないものの、@モグと比べればまだまだなレベルなので一体倒すのに結構な時間がかかる。
「もー何?ココ!!>A<。」
敵の防御の硬さと攻撃力の高さに少し死んでしまうのではないかという不安を抱くリルリル。
どちらかと言うとMPと魔防に偏った種族なのでどうしてもHPと防御のパラメーターが低くなってしまう。言うママでとはケタ違いのモンスター、一発食らって生きてられるかのギリギリのライン。それを実感すれば怖くなるのも仕方ないことだ。
取り敢えず、安全地帯らしき場所につく。歩き疲れたリルリルは「そこで少し休憩することにした。
-???-(@モグ&イケ)
「近づいてはきているな。リルリル自信もなんとかこっちの方向へ向かっているようだ。」
@モグとイケは@モグを先頭に敵を倒しながら前へ前へと進んでいく。リルリルが止まってることに何かあったのではないのかと不安を思いつつ一刻も早くと前進する。
「リルリル!!」
暫く進んでいくと人影を見つける。まだ殆ど未開の地、ほとんどのプレイヤ^が知らないため、このダンジョンにいる人間(プレイヤー)は3人だけのはず。とするとリルリルだけなのだ。
「モグしゃん!!イケしゃま!!(;A;)」
リルリルがそう叫べばまっさきに走ってこっちへと向かってくる。あと一歩で@モグにファ着つけるところで何かを踏む感触。
「しまった!!ボス部屋のワープスイッチを踏んだ!!」
イケはハッとし気づいたと同時に叫ぶ。このままではリルリルだけでボスに挑むことになる。このゲーム内のボスベアはスイッチを踏んだ人だけが部屋に入れるというシステムだ。が、同時に踏むことで複数での参加可能というシステムなのだ。1度入ってしまえば脱出も出来ない。リルリルだけで倒せるとは思えない。転送は10秒後。このゲームも少しは親切設定で準備期間をくれる。そのため大切な道具や装備、アイテムをすべて@モグとイケに渡す。
リルリルは最低の装備でボス部屋に転送された。
「イケしゃま?モグしゃん?」
リルリルがいくら大声で呼んでもイケと@モグからの返事はない。何処かもう少し遠くに落ちたのかもしれない。探しに行きたいとリルリルが思っても足元や自分自身さえ見えない暗闇では動くことで余計に事態を悪化させるおそれがあるのだ。リルリルはそう思うと動こうにも動けない。不安の中暫くそのまま動かずにいることにしたリルリル。
-???-(イケ&@モグ)
「イケ…。」
2人が落ちたところはリルリルの落ちたところとは打って変わって明るめのダンジョンだった。イケにもコレばかりは予想外だったらしく2人はリルリルの位置は確認できたが周りはマップがない。このゲームでは初めてのダンジョンでは自分のいる近くのマップしかでないのだ。そのため助けに行くルートも周りにどんな危険があるかも分からない状態だ。こんな状態はゲーム開始以来イケにとって初めてのことらしく、普段泥棒情報屋メロ以外に見せたことのないような苛ついた顔を見せる。
「仕方ない。探索しながらリルのいる方へ進もうよ?」
そんなイケの様子を見て@モグはなだめるように言い出す。
「…なぁ、ココのランク知ってるか?」
イケは少しだけ落ち着いたらしく冷静さを少し取り戻し言う。が@モグにはイケの言った意味がわからずに首を傾げている。
「SSランク、心の最深部いわば隠しルート。モグ貴様1人ならなんとかリルリルを助けられるかもしれないが僕は完全に荷物だ。忘れたわけじゃないだろ?ここはリアリティーを求めるため死んだらレベル1からのスポーン、そして復活までに7日の期間参加出来ないことになることを…。」
イケの言った言葉に戸惑う。SSランクなど見たこともないし、いくら@モグが強くても、イケはそこまでレベルが高くないため1発食らえば即デットだ。のため守りながらの前進になる。これはかなりの難関で運よくリルリルを見つけるかどうかも分からない。全てはイケの言うとおりかもしれないが、@モグの心に火が灯る。
「……ねぇ、間違ってるよ?俺を誰だと思ってんの?最高ギルドの最強プレイヤー@モグだ。イケもリルリルも死なせはしないよ。」
@モグはクスッと笑っては剣を持ち直し、深呼吸をしては「行くぞ」と言わんばかりに歩き出した。イケもソレにつられて呆れながらも、少し笑っては@モグの後を追いかけていく。
-???-(リルリル)
「てい!!」
いつまで待っても助けが来ないためリルリルは敵を倒しながら前へ進む。探索能力の低いリルリルはマップの見方や@モグやイケの探し方もわからないが取り敢えず進んでいく。
さっきまで真っ暗だったが少し歩いたところで薄暗いダンジョンになった。リルリルはイケほどレベルは低くないものの、@モグと比べればまだまだなレベルなので一体倒すのに結構な時間がかかる。
「もー何?ココ!!>A<。」
敵の防御の硬さと攻撃力の高さに少し死んでしまうのではないかという不安を抱くリルリル。
どちらかと言うとMPと魔防に偏った種族なのでどうしてもHPと防御のパラメーターが低くなってしまう。言うママでとはケタ違いのモンスター、一発食らって生きてられるかのギリギリのライン。それを実感すれば怖くなるのも仕方ないことだ。
取り敢えず、安全地帯らしき場所につく。歩き疲れたリルリルは「そこで少し休憩することにした。
-???-(@モグ&イケ)
「近づいてはきているな。リルリル自信もなんとかこっちの方向へ向かっているようだ。」
@モグとイケは@モグを先頭に敵を倒しながら前へ前へと進んでいく。リルリルが止まってることに何かあったのではないのかと不安を思いつつ一刻も早くと前進する。
「リルリル!!」
暫く進んでいくと人影を見つける。まだ殆ど未開の地、ほとんどのプレイヤ^が知らないため、このダンジョンにいる人間(プレイヤー)は3人だけのはず。とするとリルリルだけなのだ。
「モグしゃん!!イケしゃま!!(;A;)」
リルリルがそう叫べばまっさきに走ってこっちへと向かってくる。あと一歩で@モグにファ着つけるところで何かを踏む感触。
「しまった!!ボス部屋のワープスイッチを踏んだ!!」
イケはハッとし気づいたと同時に叫ぶ。このままではリルリルだけでボスに挑むことになる。このゲーム内のボスベアはスイッチを踏んだ人だけが部屋に入れるというシステムだ。が、同時に踏むことで複数での参加可能というシステムなのだ。1度入ってしまえば脱出も出来ない。リルリルだけで倒せるとは思えない。転送は10秒後。このゲームも少しは親切設定で準備期間をくれる。そのため大切な道具や装備、アイテムをすべて@モグとイケに渡す。
リルリルは最低の装備でボス部屋に転送された。

