愛してる君へ。

「ん?」

「私っ、隼が好きなのっ・・・。」

・・・・・・。

はぁ?

何冗談を言ってるんだこいつは。

「先輩の事は好きじゃないのっ・・・。」

え?

「おどされてるのっ。

ねぇ!どうしよっ!

隼ぉ。

私、あの人となんか結婚したく

ないよぉ。。。」

その言葉の一つ一つが嘘にしか聞こえなかった。

「どうしよぅ・・・っ。」

そういいながら

美羽は泣いた。

午後の公園のベンチで

ココアを飲みながら

彼女はありえない言葉を

俺に言った。