おひめさまは、あるおとこのひとにまほうのびやくをのませてしまったのです。
まほうをつかうのはきんき。こくおうさまはげきどしました。
おひめさまはおとこのひととにげました。
にげて、にげて、にげて。
それでもこくおうさまはおいかけてきます。
ついに、こくおうさまはおひめさまをおいつめました。
こくおうさまはいいました。
「ひめ、そのあいはにせものなのだ。さあ、おとなしくこちらへきなさい」
おひめさまはいいます。
「いやです。たとえ、にせもののあいだとしてもわたしはこのひとをあいしています」
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