忘れ、られるよな?
「おう、―――…行く」
『は、マジ?
じゃあ放課後な!!』
亜紀さんの事…忘れなきゃ…
想うだけ、なんてムリなんだ。
ずっとずっと、好きでいても…
叶わないんだから―――――…
***
『『『カンパーイ♪』』』
俺達はカラオケで合コンの真っ最中。
相手は普通にカワイイ子だったけど…
どうしても俺は、何かを話したりする気にはなれなかった。
「……ねえ、隣いい?」
「あ…うん。いいよ」
そんな時、一人ぼーっとしていた俺に話しかけて来た女の子。
長い髪をキレイに巻いて、だけど顔には少しあどけなさが残っている。
自己紹介…聞いてなかったし…
名前…なんだったっけ…?
「……‘亜希’だよ」
「おう、―――…行く」
『は、マジ?
じゃあ放課後な!!』
亜紀さんの事…忘れなきゃ…
想うだけ、なんてムリなんだ。
ずっとずっと、好きでいても…
叶わないんだから―――――…
***
『『『カンパーイ♪』』』
俺達はカラオケで合コンの真っ最中。
相手は普通にカワイイ子だったけど…
どうしても俺は、何かを話したりする気にはなれなかった。
「……ねえ、隣いい?」
「あ…うん。いいよ」
そんな時、一人ぼーっとしていた俺に話しかけて来た女の子。
長い髪をキレイに巻いて、だけど顔には少しあどけなさが残っている。
自己紹介…聞いてなかったし…
名前…なんだったっけ…?
「……‘亜希’だよ」

![[新連載]君への想い、僕らの距離。](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.761/img/book/genre1.png)