好きになって気付いたのは、私はあまり部長に怒られていないということ。
怒鳴り声を聞いているから気付かなかったが、私自身はあまり怒られたことがない。
あったとしても『お茶が不味い』とか『馬鹿か』とかその程度。
それに気付いたときは、私は嫌われているのかもしれないと酷く落ち込んだ。
興味がないって言われてるような気がしたから。
でも時折『よくやった』といって誉めてもらえる日があったりして。
そんな日はもう天にも昇るような気分。
そんな、学生の頃みたいな恋をしていた。
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