「葵ー?大丈夫かー?」 「え?」 目の前を行き交う恭介の手。 気がつけば午後の授業が終了していた。 「とっくに授業終わったけど?」 「いつの間に………。」 「いつもみたいに部活行かないのか?」 部活………。 そうだ、部活行かないと。 大好きなサッカー練習しないと。 大好きな……… 大好きなのに。 今頭は将吾の事しかない。 こんなんで部活なんか出来ねーよ。 「………今日は帰る。」 「え!?葵が部活休むのか!?」 「うん……じゃあ」