「じゃあキミが俺の友人か」 榊が笑った。 嬉しそうに笑うから、 胸が苦しくなる…。 「メモに書いてあったから。名前とかクラスとか。どんな奴なんだろうと思って会いに来た。…迷惑だったか?」 「…ううん……んなことない。」 「良かった。そうだ、いい場所があるんだ。そこで話そう。」 手を引かれた俺の体は歩き始めた。 きっと向かうのは、昨日の元音楽室。