“なんで最後の最後で
上り坂なわけ!?”

とか、

“キャリバで上り坂って、
ありえないてしょ…”

とかって、

坂の前で呆然と立ち尽くしながらも、

心の中で文句を言っていたら
背後から突然、

「大丈夫か? 大変そうだな。
手伝おうか?」

「………ふへっ?」

声をかけられ、







振り返るとそこにいたのは…