男装専門!? 女子高☆

「好きなの……」

―ねぇ眞季…

言って、くれないの?


どうして?





「……亜央依、どうした?
なんか変だぞ?
やっぱり熱でもあんのか?」

いつのまにか両手で、
頬を優しく包んでくれていた、
眞季の手。


額(ヒタイ)へと移動―…する、


その、“手”を、

あたしは握った。