「貴様…腓月か?」 えっ…………。 何で、私の名前を? やっぱり、この人見たことある。 『なぜ、私の名を?』 そう答えると、男は目付きが急に変わった。 まるで、あの獲物を見つけたような目 その瞬間、一瞬にしてあの時の感覚がよみがえる。 ゾワっ “男”は……危ない ただひたすら、私の頭の中にその言葉がよぎる。