†蝶鬼鈴Ⅱ†



『では……。失礼いたします。』


「待て。」


もう、何なのよ。

こっちは忙しいっていうのに。



そう思う気持ちをおさえながら私は、再び振り向いた。



男は、考えるようにジッと私を見つめると



何かを思いだしたように、はっとした顔に変わった。



何なのよ…

こんな人、しら………




って、待って。
どっかで見たことあるような。