そう言えば、私。 昨日助けてもらったのに、お礼していない! 『それより土方さん…。』 「なんだ。」 『昨晩は助けてくれて、ありがとうございました。』 そう言うと、土方さんは一瞬目を見開いてこちらを見ていた。 どうしたのかな。 「ぁ…ああ。何言ってんだよ、当たり前のことだろ。」 土方さん…。 私をまだ、そうなふうに思ってくれているんですか。 涙をおしこらえる私には気付いていないのか 私をジッと見てくる。