私の声を遮るように、向こうから土方さんを呼ぶ声が聞こえた。 まずい…。 早くどこかに行かなきゃ。 『あの!土方さん…』 「ああ。分かってる。」 良かった。 黙ってくれるってことだよね。 「だか。明日、同じ時間にまたここに来い。分かったな?」 私は、はいとだけ返事をして。 急いでその場を離れた。 そう言えば。 土方さんは、いったい紗枝の何を伝えたかったんだろ。 まぁ、とにかく。 時間かなり遅くなっちゃったから急がなきゃ!!