「静乃のことか。あいつは俺のだ。お前らのような奴らに預けるのは、まっぴらごめんだな。」

「どういう意味かな。」


っと言うと、沖田さんは刀に手をかけ構える。

「そのままの意味だ。」


「なら、返す訳には行かないな。」


「お前らに一つ忠告しとく。」

男は、沖田さんの言葉を無視して、さらに喋り始めた。


「なんだ。」


「もう、静乃には関わらない方がいい。お前らに、あいつは抑えられない。」


「言わしてもらうが。何を言っているのかさっぱり分からないんだが。」

と、原田さんが口にした。